みなさんは、愛犬の服を選ぶとき、どんな基準でカラーを決めていますか?
「自分の好きな色」「流行りの色」「シンプルな色」などと、様々な理由があると思います。
もちろん、好きな色を選んで着用するのが一番ですが、人でもパーソナルカラーがあるように、犬も毛色との相性を意識するだけで、愛犬の魅力を引き立たせることができます。
この記事では、犬の毛色を6タイプに分けて似合うカラーと苦手なカラーについて詳しく解説していきます。

毛色との相性がわかると、より犬服選びが楽しくなります
目次(クリックしてジャンプ)
- ライト系(暖色)
- クリーム、アプリコット、ブロンドなど
- ダーク系(深み暖色)
- ブラウン、レッド、チョコレートなど
- ホワイト
- ブラック
- グレー系(淡色・寒色)
- シルバー、グレー、ブルーなど
- 多色系(ミックス)
- トライカラー、パーティーカラー、マーブルなど
① ライト系


ライト系は、クリームやアプリコット、ブロンドなどの黄みや赤みを帯びた毛色です。
このタイプの似合わせポイントは、同系の暖色カラーやナチュラルカラーの優しい色同士でまとめると◎
ライト系|似合うカラー


イエロー・マスタード | くすみ系より彩度強めの方が映える |
テラコッタ・レンガ | 秋コーデにぴったりのカラー |
キャメル・サンドベージュ | 黄み寄りの子は濃いめ、赤み寄りの子は控えめが◎ |
オリーブ・モスグリーン | くすみ系を狙うなら灰緑をプラス |
チャコールブラウン | クリームなど明るめの毛色に最適 |
ライト系|苦手なカラー


スカイブルー・シアン | 反対色なので色がけんかしやすい |
ホワイト・ライトグレー | 明るい毛色の子ほど色が同化してぼやけてしまう |
ネオンカラー | 色が浮いてしまう、馴染まない |
② ダーク系


ダーク系は、ブラウンやレッド、チョコレートなどの暗めのトーンの赤みが強い毛色です。
落ち着いた印象で、オータムカラーがよく似合うタイプです。
ダーク系|似合うカラー


テラコッタ・レンガ | 王道のオータムカラー ※毛色の明るさ・赤み度合によっては同化する可能性あり |
キャメル・マスタード | ダークブラウンと調和しやすい |
アイボリー | カフェラテ配色で温かみがありふんわりした印象に |
アプリコット | 色馴染みがよく大人可愛い雰囲気に |
ボルドー・ワインレッド | 引き締め効果で深みのある洗練された印象に |
ダーク系|苦手なカラー


スカイブルー・シアン | 反対色でトーンが合いにくい |
ブラック | 全体がダークトーンになってぼやけてしまう |
③ ホワイト


ホワイトはカラー映え抜群なので、ダークカラーから鮮やかなカラーまで幅広く着こなせるレアタイプです。
苦手なカラーが少ない分、選ぶのにちょっと迷ってしまいますよね。
ホワイト|似合うカラー


ネイビー・ロイヤルブルー | コントラストが引き締め効果抜群 |
サーモンピンク | 明るく柔らかい雰囲気に |
ボルドー・ワインレッド | 落ち着きがあり洗練された印象に |
モスグリーン | ナチュラル系ならくすみグリーン系がおしゃれ |
チャコール・ブラック | あえての無彩色系も引き締まって◎ |
ホワイト|苦手なカラー


淡いペール系 | コントラストがなく、同化して服が引き立たない |
ホワイト | 完全に同化してしまう |
④ ブラック


ブラックは、大人っぽいクール系なカラーからネオンカラーまで着こなせる唯一無二の毛色です。
淡いペール系は色が浮きやすいので、ぱきっとしたカラーの方が似合います。
ブラック|似合うカラー


コバルトブルー | クールで高級感のある雰囲気に |
スカーレット・マゼンダ | 存在感抜群で写真映えにも◎ |
ホワイト | コントラストが映えるモノトーンコーデに |
ネオンカラー | アーティスティックなハイファッション |
ブラック|苦手なカラー


ネイビー・チャコール | コントラストが弱く服が引き立たない |
ブラック | 完全に同化してしまう |
⑤ グレー系


グレー系は、シルバーやライトグレー、ブルーグレーなど、青みがかった灰色の毛色です。
グレー系の毛色の明るさは様々なので、毛色のトーンに合わせることがポイントです。
グレー系|似合うカラー


ボルドー・ワインレッド | 大人っぽく洗練された印象に |
ネイビー・ロイヤルブルー | 毛色が明るめの子におすすめ 暗めの子はトーンをあげると◎ |
ラベンダー・スモークピンク | 無彩色にほんのり差し色をプラス |
アイボリー | 北欧ナチュラルの雰囲気に |
グレー系|苦手なカラー


ビビット系 | ベースのグレーに対して色が浮きすぎてしまう |
ブラック・ホワイト | シルバー系はホワイト、ダーク系はブラックだと同化してしまう |
⑥ 多色系


多色系は、トライカラー(黒+白+茶)やパーティカラー(ベースカラー+ランダム模様)、マーブル模様などと様々な種類があります。
複数の毛色がミックスしている分、服選びのバランスが難しいタイプでもあります。
多色系の場合は、以下の考え方を基準に選ぶと似合うカラーを見つけやすいです。
- 占める割合が一番多い色を主軸にする
- ブラック70% / ホワイト30%ならブラックを基準に選ぶ
- トーンバランスを合わせる
- 色の濃淡が混在している場合は、中間色やくすみトーンを意識すると◎
- 顔周りの色で選ぶのもアリ
- 服を着たら身体はあまり見えないので、顔周りの色に合わせると馴染みやすい
多色系|似合うカラー


黒×白 | コバルトブルー・スカーレット | バイカラーの差し色として |
黒×白×茶 | キャメル・ネイビー | 全体のバランスを崩さないようにすると◎ |
茶×白 | モスグリーン・フォグブルー | 中間色やくすみ系でまとめる |
グレー×白 | アイボリー・ボルドー | 淡色で優しく、濃色で引き締める |
多色系|苦手なカラー


黒×白 | 淡いペール系 | コントラストがはっきりしてる分存在感が薄まる |
黒×白×茶 | 淡いパステル系 | 3色のコントラストがぼやけてしまいがち |
茶×白 | ホワイト・ブラック | 毛色の温かみが消えてしまう |
グレー×白 | ビビット系 | 色が浮いてまとまりのない印象に |
まとめ
犬服のカラー選びは、ほとんどの方が好みで決めていると思いますが、毎回同じような色になりがちではないでしょうか?
「いつもの雰囲気を変えてみたい」「もっとおしゃれを楽しみたい」という時や色選びに迷った際は、ぜひ愛犬の毛色との相性を意識してみてください。
愛犬の個性や魅力が引き立って、今までとは違った一面が発見できるかもしれません



我が家の愛犬はホワイトなので、薄いベージュ系以外の色を選ぶようにしています。
ホワイトの被毛×オールブラックが意外と可愛いのでおすすめです!