「大切にしていた服、もう着なくなったけど捨てられない…」「奮発して買った子供服がサイズアウトしちゃった…」など、そんな思い出の服を、愛犬のための犬服にリメイクしてみませんか?
古着のリメイクなら、思い出の生地を活かしつつ大切な愛犬の服として蘇らせることができるのが最大の魅力です。
この記事では、わんちゃんのサイズ別に必要な生地の量やポイントを詳しく解説していきます。
犬服にリメイクするならこんな服の生地がベスト!
まず、古着を犬服にリメイクするには、以下のようなある程度の伸縮性がある生地を用意しましょう。
- スウェットやパーカー
- Tシャツ
- フリース
- ニット
ロゴやワッペンなどのデザインをそのまま活かせるデザインの服を使うと、よりおしゃれで可愛い仕上がりになりますよ。
また、パーカーなどのリブ付きの服は、リブもそのまま活用できるので丁寧に取り外しましょう。
犬のサイズ別|古着から作る場合に必要な生地量の目安
古着を犬服にリメイクする際に必要な生地の量は、以下を参考にしていただければと思います。
また、裁断する時は必ず生地の伸びる方向(横に伸びるように裁つ)に注意してください。
切れ端がもったいないからと言ってテキトーに切ってしまうと、伸縮の方向がバラバラになってしまい、着心地やサイズ感に影響します。
小型犬
体重目安 | ~5kg |
生地量の目安 | 30〜50cm × 幅100cm |
古着のサイズ目安 | 子供服やレディース服でも十分に足りる場合が多い |
中型犬
体重目安 | ~12kg |
生地量の目安 | 50〜100cm × 幅100cm |
古着のサイズ目安 | レディースの大きめサイズやメンズ服がおすすめ |
大型犬
体重目安 | 13kg~ |
生地量の目安 | 100~200cm × 幅100cm |
古着のサイズ目安 | メンズサイズが複数枚あると安心 |
生地が足りない時の対処法
小型犬であればTシャツ1枚あれば十分に足りる場合がほとんどですが、大型犬の場合や生地をたくさん使う形の服(ロンパースなど)を作りたい時に、どうしても生地が足りなくなってしまうこともあると思います。
そんな時は、以下のような方法で改善できるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 他の古着と組み合わせる
- パターンを細かく分割して縫い合わせる
- 少しだけ生地を買い足す
- デザインを簡略化する(袖付きを諦めるなど)

似たような古着と組み合わせても良いですし、異素材ミックスもかわいいですよ
実際に古着を犬服にリメイクしてみた!
実際に、私が古着をリメイクして作った犬服をご紹介します。
大きめのパーカーを使って愛犬用の袖ありスウェットに製作したものです。
使用した古着 → おそらくユニセックス(LLサイズ)のパーカー
作った犬服 → 7.5kgの小型犬用
リメイク前


何年も前にディズニーランドで買ったパーカー。
ヨレが目立ってきてお蔵入りに。
リメイク後


中央のプリントが背中に大きく配置されるように裁断し、袖元と裾のリブを活用したスウェットにリメイク。
こんなにヨレヨレの服でも、立派な犬服に蘇るのがリメイクの醍醐味ですよね。
フーディーを付けるには生地が足りなかったので諦めました…。



裏起毛だから冬はあったかくて防寒着にぴったり!
背中のプリントが気に入ってるよ!
まとめ|古着リメイクのポイント
初めてリメイクに挑戦される場合には、裁断パーツも少なく生地量も抑えられるタンクトップがおすすめです。
また、裁断前に型紙をざっくり合わせてみて生地の量が十分かどうか、足りない場合には他の古着との組み合わせを考えたり、完成イメージを固めてから取り掛かるとミスなくできるかと思います。
小さなアクセントとしてワッペンや刺繍を加えると、よりオリジナル感のあるかわいい犬服に仕上がります。
小柄なわんちゃんであればTシャツ1枚から始められるので、興味がある方はぜひ試してみてください