みなさんは、着なくなった犬服はどうしていますか?
犬服というと「汚れたら捨てる」「サイズアウトしたら捨てて買い替える」そんなイメージを持つ飼い主さんは少なくありません。
しかし最近では、人の子ども服のように犬服もおさがりとして、メルカリやリサイクルショップで売買する動きが広がってきています。
特に、高品質な犬服や有名ブランドの犬服は、リユース市場でも人気が高く売れやすいのです。
この記事では、犬服のリユース市場を活用する方法や売買のポイントについて詳しく解説していきます。

特に急速にサイズアウトするパピー用やお試し購入には、リユース市場もおすすめですよ。
犬服のリユース市場を活用できるシーン
犬服のリユース市場は、下記のような様々なシーンで活用できます。
成長期のサイズアウト時
生後から2歳くらいまでの間は、たった数か月でサイズが合わなくなることも珍しくありません。
サイズアウトした犬服は比較的着用回数も少なく、コスト面でのメリットも大きいです。
季節や用途が限られた犬服
レインコートや厚手の冬用アウター、夏用のクールウェアなどの季節や用途が限られる犬服も、比較的着用回数が少なめなのでおすすめです。



接触冷感などの加工生地は、使うほど効果がなくなっていくものなので、使用頻度を確認すると◎
高価なブランドや新たなスタイルの犬服を試したい時
犬服でも価格が高いものだと10,000円以上する服も多いですが、中古品ならお手頃価格で購入することができますし、今まで買ったことがないスタイルの犬服を試したい時にもおすすめです。
まずは手軽な中古品で、気になるブランドの品質の良し悪しや新たなデザインを試すきっかけとして最適です。
廃番になってしまった犬服
お気に入りだった犬服が突然廃番になってしまうこともありますよね。
そんな時はリユース市場で探してみると、運が良ければ見つかる可能性があります。
イベント用や特別な日の服
結婚式のフォーマル服(リングドッグなど)や記念日、撮影用などの特別な犬服は、1度~数回程度しか着ない可能性が高いため、中古品でも使用頻度が少なく状態が良い傾向が高いのでおすすめです。
犬服の中古品を購入するメリットとデメリット
中古の犬服を買うメリット
- コストを抑えられる
半額以下で購入できることも! - 気になる服のお試しができる
手が出しにくい服の品質や着用感を試せる - 掘り出し物が見つかる
廃番の服やレアな服、限定品などが見つかるかも - 環境にやさしい
廃棄物削減や資源の有効活用につながる



「中古品=安く買える」というイメージが強いですが、お試し購入や掘り出し物探しとしても楽しめますよ
中古の犬服を買うデメリット
- サイズ問題
欲しい服が見つかってもサイズがない可能性が高い - 使用感や状態を直接確かめられない
写真がわかりにくかったり、シミやほつれを隠す出品者もいるので注意 - 匂い問題
犬の嗅覚は非常に優れているので、他の犬や家の匂いが残っていると嫌がることも - 衛生面の問題
使い方や日頃のケアや保管方法まではわからないので、購入後の消毒・選択は必須



わかりやすい写真&詳しい説明書きをしてくれている出品者を選ぶのが安心です。
取引実績の評価コメントも要チェックです。
犬服を売りたい!中古でも売れやすい犬服の特徴
犬服を売りたい!と思った時に「どんな服なら買ってもらいやすいか」「需要と供給のバランス」を知っておくことはとても重要です。
小型犬サイズや人気犬種向けの服
日本では圧倒的にトイプードルやチワワなどの小型犬が多いので、小型犬向けサイズは非常に高需要です。
犬服はサイズがとても重要なので、出品時には細かく明確に記載すると、購入者が安心して購入されやすくなります。



フレブルやイタグレなどの特徴的な体型の人気犬種も、標準規格の服が合わないので安定的に需要がありますよ。
高品質な犬服
生地質が良く、縫製や糸の処理や仕上げも丁寧な服は、洗濯を繰り返しても型崩れしにくく高く評価されます。
特に、購入者は着用頻度や劣化具合を気にするので、ある程度着用しても綺麗な状態が保たれている服は売れやすいです。
流行り廃りがないデザイン
流行に左右されない定番スタイルの服は中古でも需要があります。
特に、タンクトップは最もベーシックな犬服なので、袖が苦手な子でも着れるため買い手がつきやすいです。
また、派手な柄や個性的な色などは好みが分かれやすいので、なかなか売れないケースも。
人気ブランドの犬服
人気のブランドは需要が高く、高級ブランドであるほど買い手がつきやすいです。
モンクレールのダウンやプラダのフーディーなどの犬服は中古で2~5万円でもすぐに売れる人気ぶりです。



ハイブランドの犬服を出品する場合は、正規品であることを証明しましょう。
季節や用途が限られた使用頻度の低い服
ドレスやタキシード、着物、イベントコスチュームなどの犬服は、使用頻度が低いことから中古品で済ませる人も多く、一定数の需要があります。
清潔で状態が良い服
当たり前のことですが、やはり状態が良ければ良いほど売れやすいため、日頃からケアや保管に気を遣う必要があります。
条件的には需要があっても、毛玉やほつれ、汚れが目立つ服はなかなか売れません。
まとめ
リユース市場を利用するメリットはコスト面だけが注目されがちですが、意外にも多くの活用方法があります。
犬服の中古品を買うなら
- 成長期ですぐにサイズアウトしやすい時
- 気になるブランド服やスタイルを試したい時
- 掘り出しもの探し
- イベントや記念日用の服
犬服の中古品を売るなら
- 小型犬や人気犬種用
- シンプルで高品質な服
- 人気ブランドの服
- 使用頻度が少ない服
アパレルの大量生産・大量廃棄問題の観点からも、リユース市場の活用は地球にとってもやさしい選択ですので、ぜひ活用してみてください。



韓国ブランドの取引も増えてきていて、人気が広がっています。