犬服のスタイル(服の形)はトップスやロンパースなど、様々な種類のスタイルがあり印象も用途もガラッと変わります。
「うちの子に合う服の形は何だろう?」と迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は犬服の基本スタイルの特徴、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
犬服の基本スタイル
タンクトップ型

タンクトップ型の特徴
袖がなく、首~胴体までをカバーする最もベーシックなスタイル。
タンクトップ型のメリット・デメリット
タンクトップに大きなデメリットはありません。
カバー範囲が少ない分、着脱が簡単で可動域を狭める心配がなく、他のスタイルに比べて価格が安めなのも◎
メリット | デメリット |
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着脱が簡単で動きやすい | カバー範囲が少ないため汚れやすい |
他のスタイルに比べて安価 | ファッション性はやや低め |
タンクトップ型が向いている犬種&着用シーン
犬服に慣れていない子は、まずタンクトップから試してみましょう。
夏のお散歩用には、接触冷感や防虫加工、UVカット加工などの機能性が高いものを選ぶと◎
こんな子におすすめ! | こんな時におすすめ! |
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犬服初心者の子 | 犬服デビュー |
袖を通すのが苦手な子 | 夏のお散歩、おでかけ |
毛玉になりやすい子 | 犬服に慣れるための部屋着 |
運動量が多いアクティブな子 |
Tシャツ型

Tシャツ型の特徴
前足に袖があり、首~胴体までをカバーするカジュアルなスタイル。
Tシャツ型のメリット・デメリット
袖が付くことで一気におしゃれ度&デザイン性がアップし、タンクトップよりも肩回りの安定感が増します。
ただし、犬の骨格に合っていない犬服だと、動きづらさや部分的な圧迫感を与えてしまう可能性があるので注意。
メリット | デメリット |
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ファッション性がアップ | 袖ありが苦手な子は嫌がる |
前足や胸周りの汚れを防止 | サイズやフィット感が合っていないと、可動域を狭めてしまう |
袖があることで肩回りがズレにくい | 前足を通す手間がある |
Tシャツ型が向いている犬種&着用シーン
動きやすさとカバー力、おしゃれ感を程よく取り入れたい方におすすめです。
袖ありを克服したい場合には、おうちの中で数分からチャレンジしていきましょう。
こんな子におすすめ! | こんな時におすすめ! |
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犬服に慣れてきた子 | 春や秋のお散歩、おでかけ |
アクティブだけど、程よくカバーしたい子 | おしゃれのステップアップ |
抜け毛が多く、汚れやすい子 |
ロンパース型

ロンパース型の特徴
前足・後ろ足まで全身をカバーするつなぎスタイル。
ロンパース型のメリット・デメリット
全身をカバーできるロンパースは、着脱の手間やサイズの合いにくさがあるものの、愛犬にフィットするものを見つけさえすれば、機能性&カバー力抜群の最強犬服です!
メリット | デメリット |
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ファッション性が抜群 | 着脱に手間がかかる |
全身をカバー(くっつき虫・泥はね・抜け毛等) | サイズやフィット感が合っていないと、可動域を狭めてしまう |
皮膚疾患の保護や舐め防止 | 着慣れていないと嫌がる |
寒さ対策に最適 |
ロンパース型が向いている犬種&着用シーン
ロンパースは機能性とおしゃれさを兼ね備えており、様々な用途で活躍すること間違いなし!
犬服に慣れている子であれば、1枚は持っておきたいスタイル。
こんな子におすすめ! | こんな時におすすめ! |
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自然派のアクティブな子 | 草むらや公園でのお散歩、おでかけ |
寒がりな子やシニア犬 | 皮膚トラブルの保護・防止したい時 |
皮膚が弱い、アレルギーがある子 | カフェや施設内での抜け毛対策 |
術後や治療中の子 | クーラーによる冷え防止や冬の防寒 |
シャツ型

シャツ型の特徴
襟とボタンが付いた前開きスタイル。
アロハシャツなどカジュアルなものからフォーマルなものまで、デザイン・生地次第で様々な雰囲気が楽しめます。
シャツ型のメリット・デメリット
シャツの生地は、肌に優しいコットンやリネンなどの天然素材が使われている場合が多く、デザインも幅広く楽しめますが、伸縮性には優れていないため、適切な用途・短時間での着用が◎
メリット | デメリット |
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カジュアルからフォーマルまで幅広いデザイン | 伸縮性がなく動きにくい |
特別感や上品さがある | 着脱に手間がかかる |
肌に優しい天然素材が使われることが多い | サイズやフィット感が合っていないと、可動域を狭めてしまう |
シャツ型が向いている犬種&着用シーン
シャツは日常使いにはイマイチですが、特別な日のおしゃれ着としては最適です。
チェックシャツやフランネルシャツ、ブラウスなど、行事やイベントに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
こんな子におすすめ! | こんな時におすすめ! |
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犬服上級者の子 | 特別な日の記念撮影に |
活発すぎない子 | イベントなどのおしゃれ着に |
写真撮影に慣れている子 |
まとめ:愛犬に合った「スタイル」を選ぶポイント
犬服のスタイルは、愛犬の体型や性格、体質、用途に合わせて選ぶことがとても大切です。
また、見た目の可愛さだけでなく、サイズのフィット感やパターンの完成度、生地の質なども考慮して選ぶと◎
タンクトップ | Tシャツ | ロンパース | シャツ | |
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初心者向け | ||||
動きやすさ | ||||
着脱のしやすさ | ||||
カバー力の高さ | ||||
おしゃれ度 |
その他にも、年齢や生活環境、季節などの条件によっても「最適な犬服」は変わってきますので、適宜使い分けが必要です。
愛犬が最も心地よく過ごせる犬服をぜひ見つけてあげてくださいね。
